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TeX の FAQ

pTeX の設定

Linux/Debian - TeX Wiki を参考に各種パッケージを導入する。
導入した後、

# jisftconfig add
# update-texmf
# mktexlsr

を実行するのを忘れないように。

個人用の TeX 関連ファイル (*.sty や *.cls など) はどこに置くべき?

/usr/share/texmf, /usr/share/texmf-{tetex,texlive} ディレクトリ以下はシステムが使用するので、 個人用のファイルはここに置かない方がいいでしょう。
以前は環境変数

TEXINPUTS=$HOME/mytexmf

を設定することにより、$HOME/mytexmf 以下のファイルをロードすることができました。
teTeX 3.0 からは /usr/local/share/texmf または $HOME/texmf ディレクトリ以下に 置くと自動的に読み込まれます。
このディレクトリは環境変数 TEXMFLOCAL, TEXMFHOME とそれぞれ /etc/texmf/texmf.d/05TeXMF.cnf ファイルに定義されています。
注意すべき事はディレクトリ構造であり、

$HOME/texmf/hoge/hoge.sty

と直下のディレクトリに置いてもロードしてくれません。
この辺りは A Directory Structure for TeX Files で厳密に定められているらしく、それに従う必要があります。
取り敢えずは、/usr/share/texmf 以下を参考にしてディレクトリを掘ってみましょう。
例えば、

$HOME/texmf/ptex/platex/hoge/hoge.sty

などとすると、platex 実行時にロードしてくれます。
最後に、

$ mktexlsr

(/usr/local/share/texmf 以下にファイルを置いたならば、ルート権限で実行) で ls-R ファイルを更新することで使えるようになります。

他にも様々な環境変数がありますが、参考までに Debian パッケージ (tetex-bin 3.0-27) のものを掲載しておきます。

環境変数用途Debian*1
TEXMFCONFIGユーザ固有の設定ファイル$HOME/.texmf-config
TEXMFVARユーザ固有の生成されたファイル*2$HOME/.texmf-var
TEXMFHOMEユーザ固有の静的ファイル$HOME/texmf
TEXMFLOCAL個人が追加したシステムワイドなファイル/usr/local/share/texmf
TEXMFSYSCONFIGシステム用設定ファイル*3/etc/texmf
TEXMFSYSVARシステム用の生成されたファイル*4/var/lib/texmf
TEXMFMAINシステム用ファイル*5/usr/share/texmf
TEXMFDISTシステム用ファイル*6/usr/share/texmf-{texlive,tetex}

各ディレクトリは上から順に参照され、同名のファイルは上位のディレクトリが優先されます。
これらの値は以下のコマンドで参照できます。

$ kpsewhich -var-value TEXMFCONFIG

等。

参考:

LaTeX2HTML で画像が生成できない

LaTeX2HTML のバグではなく、XFree86 -> X.Org による rgb.txt の移行措置 に対応できていない netpbm の バグです。(version 2:10.0-10.1 で確認)
#362983 - pnmtopng: rgb.txt not found

対処方法としては、netpbm のバージョン 2:10.0-11 にアップグレードするか、 もしくは以下の環境変数を設定する方法があります。

RGBDEF=/usr/share/latex2html/styles/rgb.txt

TeX の Unicode (UTF-8) 対応は?

Debian パッケージの pTeX では UTF-8 エンコーディングされた .tex ファイルは扱えません。
デフォルトは EUC モードで、扱えるソースは iso-2022-jp か EUC-JP のどちらかです。 (これは pTeX パッケージのビルド時に決定されます)
pTeX の非公式パッチ, フィルタ, Unicode 対応を念頭に置いた TeX の一実装 XeTeX など様々なものがありますが、 いずれも Debian 公式のアーカイブにはありません。
ちなみに teTeX 付属の omega, lambda を使う方法もありますが、 当然 pTeX の枠組から外れるため、日本語の禁則処理が無効になってしまいます。

参考:



*1 tetex-bin 3.0-27. 設定ファイルは /etc/texmf/texmf.d/05TeXMF.cnf
*2 tetex-bin, texlive-base-bin に含まれる updmap, fmtutil コマンドで管理される. ただし、システム全体のデータもここに複製されるのでパッケージアップグレード後にこれらコマンドを実行する必要がある
*3 Debian 固有のコマンドである update-{texmf,updmap,language,fmtutil} で管理される. /etc/texmf/texmf.cnf は直接いじるべきではなく、/etc/texmf/{texmf,updmap,language,fmt}.d/ 以下に設定を書いたファイルを置き、ディレクトリ名に対応したコマンドをルート権限で実行する
*4 updmap-sys, fmtutil-sys で管理される
*5 アドオンはここに配置される
*6 teTeX, TeX Live 等の基本 TeX パッケージはここに配置される

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Last-modified: 2008-12-12 (金) 23:24:12 (3090d)