etch(4.0)インストール前からインストール直後ぐらいまでの FAQ


Debian GNU/Linux 4.0 (etch) のインストールについて

etch をインストールするには

まず Debian GNU/Linux 4.0 のインストール (Intel x86) を読んでください。 (x86 以外をご使用の方はインストールマニュアルからどうぞ。)
更に

も役に立つでしょう。
また、インストールする予定のマシンが ハードウェア互換性リスト にあるかチェックしてみるのもいいと思います。

sarge から etch への移行の方法

リリースノートから使用しているアーキテクチャ用(いわゆる PC/AT 互換機なら Intel x86)をものを参照しよう。 その中の「第 4 章 - 以前のリリースからアップグレードする」のところを読むべし。 合わせて「第 5 章 - etch で知っておくべき問題点」にも目を通しておくとよいでしょう。

CD/DVD からのインストール

Debian の CD/DVD を入手/ダウンロードしたい

まずは Debian CDFAQ を読んでください。 そして以下をどうぞ。

オススメは jigdo を使ったダウンロードです。 jigdo とは ISO イメージを簡単かつ高速でダウンロードするツールです。 差分アップデートにも対応しているので、リビジョンが上がる度に ISO イメージを何度もダウンロードする必要がなくなります。
jigdo の使い方は JFDebian Jigdo mini-HOWTO という素敵ドキュメントがあるので参考にしましょう。

また Windows 版や Mac OS X 版や Solaris 版などの jigdo も用意されてます。 Windows な人は Linux 以外のプラットホームで jigdo を利用できますか? や、jigdo Windows 版で Debian の CD を作成を見ると良いかも。

ISO イメージをダウンロードするときの注意

ファイルサイズが大きいことと配布サーバが少ないことから、あまりお薦めはできないのですが、もしダウンロードするのであれば次の2点に注意してください。

  • 常時接続環境であれば、ファイルサイズの小さい businesscard イメージか netinst イメージを使うこと。 両者の違いは以下の通りであり、インストール中にネットワークが使えるのであれば、前者の方がファイルサイズが小さいのでお薦め。
    • businesscard は名刺サイズCD-Rに収まる容量(40MB以下)で構成されたイメージであり、Debian インストーラのみ。
    • netinst は8cmCD-Rに収まる容量(180MB以下)で構成されたイメージであり、Debian インストーラと base system が入っている。

CD イメージを CD に焼く方法がわかりません

2ch Linux Beginners を参照してください。

ものすごい数の ISO イメージがあるけど全部いるの?

例えば etch は 21 枚 (以上!) も CD イメージがありますが全部は要りません。
ベースシステム(+alpha)なら一枚目 (ファイル名に binary-1 もしくは CD-1 とあるイメージ。例: debian-31r4-i386-binary-1.iso, debian-40r0-i386-CD-1.iso) だけでインストールできます。 常時接続環境ならネットワークインストール用の CD イメージ (netinst, businesscard) を落として残りはネットワークインストールしましょう。

ブートパラメータについて

インストーラからブートした直後、

Press F1 for help, or ENTER to boot:

という文字列 (ブートプロンプト) が表示されている状態で、 F1 キーを押すとヘルプが表示されます。 以下 F2, F3, ... キーを押すと各項目が参照できます。
例えば、etch の インストーラでは、F3 キーを押して出てくる

install
デフォルトのインストール
installgui
グラフィカルインストール
expert
熟練者モード。各インストールステップを細かく指定できる
expertgui
GUI 版熟練者モード

F4 キーを押して出てくる

rescue
レスキューモード
rescuegui
GUI 版レスキューモード

F5-F8 キーは特定機器やディスクコントローラのためのブートパラメータや インストールシステムの制御の為のモード(の説明)

などが指定できます。詳細はインストールマニュアルの ブートパラメータ の項目を参照してください。

実行例:
ブートプロンプト上で、

Press F1 for help, or ENTER to boot: install

と入力して、Enter (Return) キーを押します。

Loading /install.386/vmlinuz.........
Loading /install.386/initrd.gz.........
...
Uncompressing Linux... Ok, booting the kernel.
...

このように、ブートパラメータには様々なものがあり、 特に各アーキテクチャのバリエーションのことは フレーバー と呼ばれたりもします。 例えば、(etch においては) arm アーキテクチャには、"netwinder", "iop32x", "ixp4xx", "rpc" といった4つのサブアーキテクチャに対応するフレーバーが用意されています。

GUI によるインストール

etch の Debian インストーラは GUI インストールをサポートしています。(amd64, i386 のみ。)
但し、このリリースに含まれているインストーラは、GUI 部分を含めて既知のバグや制約があります。
GUI インストーラを起動するにはブートプロンプト上で、

Press F1 for help, or ENTER to boot: installgui

と起動してください。

  • すべてのビデオカードでサポートされているわけではありません。
  • メモリ使用量は当然増えます。

参照:

インストール時に画面が変でうまくインストールできない

一部の液晶ディスプレイなどをつかっていると、うまく画面が表示できないときがあります。 そんなときはブートプロンプトが表示されている時に、

Press F1 for help, or ENTER to boot: debian-installer/framebuffer=false

もしくは

Press F1 for help, or ENTER to boot: video=vga16:off

と入力してインストーラを起動しましょう。 インストーラの画面が小さい場合には

Press F1 for help, or ENTER to boot: vga=0x305

と入力してインストーラを起動しましょう。

以下は vga= で指定できる値の例です。

解像度
0x301640x480
0x303800x600
0x3051024x768
0x3071280x1024
0x31c1600x1200

また、途中の X の設定時に ビデオチップの選択を間違ったため、一連のインストールが済んで再起動後に X が正常に立ち上がらないことがあります。この場合には、次のコマンドで X の再設定 (Debconf による) を行います。

# dpkg-reconfigure xserver-xorg

(sarge では)

# dpkg-reconfigure xserver-xfree86

USB の検出で問題が出る

USB 機器の検出で止まってしまうなどの問題が出る事があります。 そんなときはブートプロンプトが表示されている時に、

Press F1 for help, or ENTER to boot: debian-installer/probe/usb=false

と入力してインストーラを起動しましょう。

PCMCIA の検出で問題が出る

PCMCIA の検出で止まってしまうなどの問題が出る事があります。 そんなときはブートプロンプトが表示されている時に、

Press F1 for help, or ENTER to boot: hw-detect/start_pcmcia=false

と入力してインストーラを起動しましょう。

レスキューモードってないの?

  • sarge のインストーラにはありません。 普通に起動した後にどこでもよいので「戻る」を選び、メインメニューの中の「シェルの実行 (Execute a Shell)」を選択しましょう。 後は該当パーティションをマウントして、そのまま編集するなり、chroot するなりご自由に。
  • etch 以降のインストーラにはレスキューモードがあります。 詳細はインストールマニュアルの 起動しなくなってしまったシステムの回復 を参照してください。
    起動方法はブートプロンプト上で、
    Press F1 for help, or ENTER to boot: rescue
    と入力して起動してみてください。
    "レスキューモードに移行" という所まで来たら、対象となるルートファイルシステム (ルートパーティション) を選択してください。 例えば、該当パーティションが /dev/hda1 ならば /dev/ide/host0/bus0/target0/lun0/part1 を選択してください。 レスキュー操作としてシェルの実行、GRUB の再インストールができます。

最初から KDE / Xfce4 / LXDE デスクトップ環境をインストールしたい

インストール時に「デスクトップ環境」を選ぶと、通常はGNOMEデスクトップ環境がインストールされますが、ブートパラメータ「desktop=」にそれぞれの環境名(kdeやxfceなど)を指定すれば、それぞれのデスクトップ環境をインストールすることができます。

Press F1 for help, or ENTER to boot: desktop=kde|xfce

FD からインストール

参考:

FD イメージはどこにあるの?

各ミラーサーバの debian/dists/etch/main/installer-(アーキテクチャ)/current/images/floppy/ ディレクトリ以下にあります。例えば、

http://www.t.ring.gr.jp/archives/linux/debian/debian/dists/etch/main/installer-i386/current/images/floppy/ http://ftp.jp.debian.org/debian/dists/etch/main/installer-i386/current/images/floppy/

などにあります。
最低限、boot.img (起動用ディスクイメージ) と root.img (ルートファイルシステムのディスクイメージ) をダウンロードして、 2枚のフロッピーにそれぞれ raw イメージで書き込んでください。
追加のドライバ用ディスク (*-drivers*.img) もあればなお良いでしょう。
インストール手順としては、まず、boot.img を書き込んだ FD からブートし、 途中で root.img の FD に入れ換えるよう指示されます。
後は通常のインストールステップと同じです。

FD に raw イメージで書き込むためのツールは?

Win32: RawWrite for Windows を使用してください。 http://ftp.jp.debian.org/debian/tools/rwwrtwin.zip 等にもありますが 古いバージョンなので注意してください。

参考:

Unix, Linux など: Linux や Unix システムでのディスクイメージの書き込み を参考に。
実行例:

# dd if=boot.img of=/dev/fd0 bs=1024 conv=sync ; sync

(/dev/fd0 ではない場合もある。)

視覚障がい者のための FD イメージ

sarge では i386 アーキテクチャのみブライユ端末 (ブレイル端末, 点字端末) をサポートしています。
FD イメージは

http://ftp.jp.debian.org/debian/dists/sarge/main/installer-i386/current/images/floppy/access/

などにあります。

参考:

CD-ROM や FD なしでインストール

ブートローダからインストール

まず HDD に必要なファイルを用意しておきます。 ファイルは

http://www.t.ring.gr.jp/archives/linux/debian/debian/dists/etch/main/installer-i386/current/images/hd-media/

などにあります。
sarge で 2.6 系カーネルでインストールする場合は、"2.6" ディレクトリ以下にあるファイルを持ってきてください。
etch で グラフィカルインストールする場合は、"gtk" ディレクトリ以下にあるファイルを持ってきてください。
これらの必要なファイルは Windows でいう C:\etch に置いたものとします。

C:\etch\initrd.gz
C:\etch\vmlinuz

更に Debian CD イメージを置いておけば、ネットワークを使わずにインストールできます。

C:\etch\debian-40r*-i386-CD-1.iso

準備できたらインストーラを起動します。 GRUB の場合は GRUB プロンプトで

GRUB> root (hd0,0)
GRUB> kernel /etch/vmlinuz root=/dev/ram0  devfs=mount,dall ramdisk_size=12000
GRUB> initrd /etch/initrd.gz
GRUB> boot

でインストーラが起動します。

LILO の場合は /etc/lilo.conf に以下を追記します。

image=/etch/vmlinuz
        label=etch installer
        initrd=/etch/initrd.gz
        root=/dev/ram0
        append="devfs=mount,dall ramdisk_size=12000"

そして LILO を再インストールします。

# /sbin/lilo

後は再起動して、LILO のメニューで "etch installer" を選べばインストーラが起動します。

参考:
LILO や GRUB を用いた Linux からの起動

USB メモリを使ったインストール

BIOS が USB のブートに対応していなければなりません。

準備
USB メモリでの起動用ファイルの準備
起動
USB メモリからの起動
boot.img.gzのありか
http://www.t.ring.gr.jp/pub/linux/debian/debian/dists/etch/main/installer-i386/current/images/hd-media/
ISO イメージのありか
http://www.jp.debian.org/CD/http-ftp/#stable を参照

TFTP を使ったネットワークインストール

TFTP ネットブート用ファイルの準備 及び、 TFTP での起動 を参考にしてください。
セットアップ用のファイルは

http://ftp.jp.debian.org/debian/dists/etch/main/installer-i386/current/images/netboot/

などにあります。

NTLDR (NT Loader) を使ったインストール

USB メモリを使用する代わりにハードディスクのパーティションを使用します。
総ての準備を Windows NT/2000/XP/Server 2003 上で行い、ハードディスクからインストーラが起動します。

手順:

  1. SYSLINUX (win32/syslinux.exe を使用), BootPart, DAEMON Tools をインストール。
  2. ディスクの管理などで DAEMON Tools が作成した CD ドライブのレターを Z 等に変更。
  3. ディスクの管理などでインストーラ用のパーティションを 20MB 程作り FAT16 ファイルシステムでフォーマット。
  4. syslinux でインストーラ用パーティションを設定。
  5. bootpart でインストーラ用パーティションの boot.ini を設定。
  6. netboot/mini.iso をダウンロードし、DAEMON Tools を用いて中のファイルをインストーラ用ドライブにコピー。
  7. isolinux.cfg を syslinux.cfg に変更。
  8. Windows を再起動して OS 選択画面でインストーラを選択。

注意: Windows 9x 系並びに Windows Vista は NTLDR とは異なるブートシステムを採用しているため、この方法ではインストールできません。

Win32 版 Debian インストーラ

Windows 上でセットアップできるインストーラ。

Debian オフィシャルインストーラ以外のインストーラを使う

Debian をスクラッチビルドしてインストールする CD です。 2006-4-29 現在対応している、アーキテクチャとディストリビューションは以下のとおり

dfsbuildというカスタマイズツールもあります。

  • その他

その他無数に存在するインストーラは Debian installers を参照。

主な不具合

etch をインストールしたらコンソールで文字が化けます。

コンソールを参照してください。
とりあえず sarge では /etc/enviroment 、etch では /etc/default/locale に環境変数

LANG=C

を書いておくと英語ですが読めるようになるのでよいかもしれません。

インストール後に GRUB が Error 18 を出して起動してくれない

大容量 (250GB 超) ハードディスクを使ってると発生することがあるそうです。 ハードディスクの先頭の方に /boot 領域をつくることで回避できます。


まず最初にやるべき My apt-line の設定

適切な apt-line を設定する事が apt/dpkg を快適に使うための第一歩。

sources.list に書く apt-line の書式

なんだか良く分からなければ、この順番がお薦め。

etch (stable) 用 /etc/apt/sources.list

deb http://ftp.jp.debian.org/debian etch main contrib non-free
deb http://security.debian.org etch/updates main contrib non-free
deb http://ftp.jp.debian.org/debian-volatile etch/volatile main contrib # volatile を使う場合。
deb http://www.jp.backports.org/ etch-backports main contrib non-free    # backports を使う場合。

ftp.jp.debian.org がCDNミラー対応になったので、自分でミラーサーバーを探す必要がなくなりました。 つまり ftp.jp.debian.org を指定するだけで、日本国内の空いているミラーサーバーに自動的に接続されるということ。

マイナーリリースのために修正がされたパッケージの利用法

proposed-updates はリリース後に行われた修正を取り込んだパッケージを 暫定的に置く所で、原則次のリリース時には本体に取り込まれます。
従ってこれは Debian の "正式" リリースではありません。
主にセキュリティ Fix の為に設置されますが、あくまで開発者向けの暫定的なものなので 突然パッケージがなくなったりして依存関係に問題が出ることもあり、注意が必要です。 また、パッケージが十分にレビューされていない可能性もあるので、 一般のユーザは取り込まない方が良いでしょう。
この "リリース" というのはメジャーリリースではなくマイナーリリースのことで、 例えば、sarge (3.1) ならば 3.1r0 などの r0 というリビジョンが振られます。

Debian - News: Debian Security Support in Place, July 8th, 2005 では、導入に対する警告が行われました。

ftp2.jp.debian.org に接続できません

cdn.debian.or.jp の運用が始まりました。
cdn.debian.net の運用が始まりました。
apt-line の ftp2.jp.debian.org の部分を ftp.jp.debian.org と置き換えると、DNS ラウンドロビンとサーバによる重みづけにより適切なサーバーに接続されます。
現在は ftp.jp.debian.org を指定しても cdn.debian.or.jp に接続されるようになっています。


一般的なこと

導入後にまず読むべきドキュメントはありますか?

ユーザ向けに書かれた Debian リファレンスは基本的な事が網羅されていて役立つかと思われます。 それと Debian セキュリティマニュアル (英文) は必読でしょう。

とりあえずどんなパッケージを入れたら良いかわからないんですけど

tasksel を使えば用途などから環境を選択してインストールできます。

# tasksel

パッケージ選択→終了

aptitude はカテゴリー別に分けられた中から選択してインストールできます。

# aptitude

無線 LAN アダプタ対応状況

http://kmuto.jp/open.cgi?%cc%b5%c0%feLAN%c6%b0%ba%ee%be%f5%b6%b7&l=jp

ハードウェア互換性リスト (HCL)

これは既存の Linux 環境 (KNOPPIX) などを用いて、ハードウェアに対応するドライバがあるかまとめたリストです。
もう既に Debian 上で動作していると確認できたならば以下のページでのデータ収集にご協力ください。

http://kmuto.jp/debian/hcl/

なんで Debian は Knoppix や Anaconda のインストーラを使わないの?

Debian は多数のアーキテクチャでインストール可能にする必要があるため、他のディストリビューションのインストーラを流用するのは難しいそうです。 アーキテクチャ依存ベタベタなものを無理に流用するより、スクラッチから書いた方がよいという結論のようです。

パッケージシステムの使い方が分かりません

パッケージやパッケージシステムの FAQ などは APT とその周辺にまとめてあります。

日本語表示/入力の設定が分かりません

日本語関係の FAQ などは日本語関係にまとめてあります。

○○というソフトウェアが動きません/エラーが出ます...etc

ソフトウェア全般の FAQ などはソフトウェア全般にまとめてあります。

なんかデフォルトと違うので設定のやり方が分かりません

Debian は FHSポリシーなどに合わせる為に、ディレクトリ構成や設定のやり方などを変更している場合があります。 その場合は /usr/share/doc/(パッケージ名)/README.Debian をチェックしましょう。 デフォルトからの変更点や設定のやり方が書かれています。

自分が使いたいソフトウェアのパッケージがないみたい

  • 公式パッケージから探してみましょう

ソフトウェア名とパッケージ名が一致しているとはかぎりません。 apt-cache, aptitude, apt-file, auto-apt, synatpic, http://www.jp.debian.org/distrib/packages#search_contents などで必要なコマンド名などをキーワードに探してみましょう。

  • 非公式パッケージを探してみましょう

Debian 用の非公式パッケージは世界中に存在します。 apt-get.orgGoogle で探してみましょう。 比較的メジャーと思われるものは etch 用の非公式パッケージや apt-line? にリストされています。

  • BTS の wnpp パッケージをチェックしましょう

BTS の wnpp パッケージとは開発者の助けを必要としているすべてのパッケージの情報を扱うための BTS 上だけの擬似パッケージ名です。 ITP とあればすでに誰かがパッケージ化の宣言をしています。 待っていればその内パッケージ化されますが、既に暫定的なパッケージを公開している場合もあります。 要チェック。

  • 自作パッケージをつくってしまおう

雛形の自動生成ツールが用意されているので、自分だけで使う事を前提にしたパッケージなら簡単に作成できます。 またバージョンアップ時の追従やパッチ管理も一括してできるので後々楽です。 簡単なパッケージ作成の手順や参考リンクは自作パッケージをつくりたいを参照。

  • 隊長!緊急を要します!

そんな時は自分でソースをコンパイルしてインストールしましょう。 その時は /usr/local/ 以下にインストールすることで Debian の他のパッケージによって上書きされたり、パッケージ管理に影響を及ぼすことを防げます。

stow や xstow を使うと複数の違うバージョンのアプリを簡単に切り換えて使えます。
またアンインストールも簡単です。configure スクリプトがある場合は

# ./configure --prefix=/usr/local/stow/(適当なディレクトリ)
# make && make install

とアプリをコンパイル、/usr/local/stow/ 下にまとめてインストールします。
正常に make install できたら stow の場合

# cd /usr/local/stow
# stow (適当なディレクトリ)

とすると /usr/local/stow/(適当なディレクトリ) から /usr/local/bin などにシンボリックリンクが張られます。
アンインストールするには

# cd /usr/local/stow
# stow -D (適当なディレクトリ)

とすれば /usr/local/bin などに張られていたシンボリックリンクが削除されます。
実ファイルは削除されないので、また使いたくなったら stow を実行するだけです。
完全にアンインストールしたければ

# rm -rf /usr/local/stow/(適当なディレクトリ)

として実ファイルをまとめて削除するだけです。

参考
IBM dW : Linux : Stowを使ってのパッケージ管理

  • 見つけましたが rpm や tgz などのバイナリしかありません

配布されているバイナリパッケージに rpm や tgz はあるのに deb がない場合、alien を使うと rpm や tgz を deb に変換できます。 例えば rpm を deb に変換するには

# alien -d (rpm パッケージファイル)

生成されるパッケージはインストール、アンインストールはできるというレベルのものなので、最終手段として考えておきましょう。

ネットワークアクセス時に名前解決が異常に遅いです

  • ipv6 モジュールを無効にしてください

アクセスの際に IPv6 で接続しようとするため、アドレス解決に時間がかかっていると考えられます。 したがって、IPv6 のサポートが無効となるように次のとおり設定変更します。 これで、IPv4 によるアドレス解決をすぐに実行するようになります。

/etc/modprobe.d/aliases を下記のように修正します。

修正前  alias net-pf-10 ipv6 
修正後  alias net-pf-10 off

もしくは

# echo "blacklist ipv6" > /etc/modprobe.d/ipv6-off

参考
http://blog.goo.ne.jp/myuki_zzz/d/20050806
http://lists.debian.org/debian-ipv6/2004/12/msg00014.html

もう本家ではサポートされていない古いバージョンを入手するには?

archive.debian.org で入手できます。

ここで入手可能なバージョン

  • 3.1 sarge
  • 3.0 woody
  • 2.2 potato
  • 2.1 slink
  • 2.0 hamm
  • 1.3(.1) bo
  • 1.2 rex (ソースのみ)
  • 1.1 buzz (ソースのみ)

更に ibiblio には 0.91 が残っているようです。

オフィシャルのインストーラではハードウェアを認識してくれない

etch-and-a-half

デフォルトのカーネル 2.6.18 ではなく、 Debian 4.0r4 以降で追加されたカーネル 2.6.24 や lenny のカーネル (2.6.26) を使ったインストーライメージがあります。

Backported d-i images archive

ムトゥ神が、より新しいハードウェアをサポートさせた非公式の stable インストーライメージを、Backported d-i images archive で配布しています。

USE THEM AT YOUR OWN RISK, PLEASE.

でご利用ください。



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Last-modified: 2009-02-18 (水) 13:13:36 (3103d)