Top / Software / TeX

TeX の FAQ

pTeX の設定

Linux/Debian - TeX Wiki を参考に各種パッケージを導入する。
当該ページにかかれているすべての問題は、lenny, squeeze (2010/10 時点) では解消されている。

概ね以下のパッケージ (と依存するすべてのパッケージ) を導入すれば使用可能。

  • dvi2ps-fontdesc-morisawa5 gs-cjk-resource jbibtex-bin jmpost mendexk xdvik-ja cmap-adobe-japan1 cmap-adobe-japan2 dvi2ps-fontdata-ja dvi2ps-fontdata-a2n dvi2ps-fontdata-n2a dvi2ps-fontdata-rsp dvi2ps-fontdata-tbank dvi2ps-fontdata-three okumura-clsfiles xgdvi

適宜以下のフォントもインストール

  • ttf-ipafont-gothic ttf-ipafont-jisx0208 ttf-ipafont-mincho ttf-sazanami-gothic ttf-sazanami-mincho ttf-takao-gothic ttf-takao-mincho ttf-vlgothic

PDF ビューアは、

  • okular evince xpdf poppler-data

導入した後、

# jisftconfig add
# update-texmf
# mktexlsr

を実行するのを忘れないように。

個人用の TeX 関連ファイル (*.sty や *.cls など) はどこに置くべき?

/usr/share/texmf, /usr/share/texmf-{tetex,texlive} ディレクトリ以下はシステムが使用するので、 個人用のファイルはここに置かない方がいいでしょう。
以前は環境変数

TEXINPUTS=$HOME/mytexmf

を設定することにより、$HOME/mytexmf 以下のファイルをロードすることができました。
teTeX 3.0 からは /usr/local/share/texmf または $HOME/texmf ディレクトリ以下に 置くと自動的に読み込まれます。
このディレクトリは環境変数 TEXMFLOCAL, TEXMFHOME とそれぞれ /etc/texmf/texmf.d/05TeXMF.cnf ファイルに定義されています。
注意すべき事はディレクトリ構造であり、

$HOME/texmf/hoge/hoge.sty

と直下のディレクトリに置いてもロードしてくれません。
この辺りは A Directory Structure for TeX Files で厳密に定められているらしく、それに従う必要があります。
取り敢えずは、/usr/share/texmf 以下を参考にしてディレクトリを掘ってみましょう。
例えば、

$HOME/texmf/ptex/platex/hoge/hoge.sty

などとすると、platex 実行時にロードしてくれます。
最後に、

$ mktexlsr

(/usr/local/share/texmf 以下にファイルを置いたならば、ルート権限で実行) で ls-R ファイルを更新することで使えるようになります。

他にも様々な環境変数がありますが、参考までに Debian パッケージ (tetex-bin 3.0-27) のものを掲載しておきます。

環境変数用途Debian*1
TEXMFCONFIGユーザ固有の設定ファイル$HOME/.texmf-config
TEXMFVARユーザ固有の生成されたファイル*2$HOME/.texmf-var
TEXMFHOMEユーザ固有の静的ファイル$HOME/texmf
TEXMFLOCAL個人が追加したシステムワイドなファイル/usr/local/share/texmf
TEXMFSYSCONFIGシステム用設定ファイル*3/etc/texmf
TEXMFSYSVARシステム用の生成されたファイル*4/var/lib/texmf
TEXMFMAINシステム用ファイル*5/usr/share/texmf
TEXMFDISTシステム用ファイル*6/usr/share/texmf-{texlive,tetex}

各ディレクトリは上から順に参照され、同名のファイルは上位のディレクトリが優先されます。
これらの値は以下のコマンドで参照できます。

$ kpsewhich -var-value TEXMFCONFIG

等。

参考:

TeX の Unicode (UTF-8) 対応は?

Debian パッケージの pTeX では UTF-8 エンコーディングされた .tex ファイルは扱えません。
デフォルトは EUC モードで、扱えるソースは iso-2022-jp か EUC-JP のどちらかです。 (これは pTeX パッケージのビルド時に決定されます)
pTeX の非公式パッチ, (ptexlive), フィルタ, Unicode 対応を念頭に置いた TeX の一実装 XeTeX など様々なものがありますが、 いずれも Debian 公式のアーカイブにはありません。
ちなみに teTeX, TeX Live 付属の omega, lambda を使う方法もありますが、 当然 pTeX の枠組から外れるため、日本語の禁則処理が無効になってしまいます。

参考:



*1 tetex-bin 3.0-27. 設定ファイルは /etc/texmf/texmf.d/05TeXMF.cnf
*2 tetex-bin, texlive-base-bin に含まれる updmap, fmtutil コマンドで管理される. ただし、システム全体のデータもここに複製されるのでパッケージアップグレード後にこれらコマンドを実行する必要がある
*3 Debian 固有のコマンドである update-{texmf,updmap,language,fmtutil} で管理される. /etc/texmf/texmf.cnf は直接いじるべきではなく、/etc/texmf/{texmf,updmap,language,fmt}.d/ 以下に設定を書いたファイルを置き、ディレクトリ名に対応したコマンドをルート権限で実行する
*4 updmap-sys, fmtutil-sys で管理される
*5 アドオンはここに配置される
*6 teTeX, TeX Live 等の基本 TeX パッケージはここに配置される

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-10-22 (金) 18:16:26 (2492d)