Top / lenny / install

Debian GNU/Linux 5.0 (lenny) のインストールについて



リリースに依存しない一般的なことは install も参照

Debian を入手するには

Lenny は 2012年3月24日にアーカイブに移りました。 以降の内容の中には古い情報が含まれている可能性があります。

ISO イメージを入手するには以下を参照してください。

ものすごい数の ISO イメージがあるけど全部いるの?

その質問にひとことで答えるなら一枚で十分です。

なにもわからないのであれば、次をダウンロードしましょう。
一枚で i386(x86_32) / amd64(x86_64) / PowerPC の三つのアーキテキクチャ(CPUの種類)に対応しています。

ただし、これでインストールするにはインターネットに接続している必要があるため、 オフラインでインストールしたい場合には次をダウンロードするのがいいでしょう。

自分のマシンのアーキテキクチャは分かっているけど、どのイメージをダウンロードしていいのかわからない人は、 ネットワーク環境に応じてダウンロードするとよいでしょう。i386(x86_32)を例として挙げます。 (他のアーキテキクチャの人はi386の部分を置き換えて読んでください。)

光回線などでインターネットに常時接続している環境ならば、 ネットワークインストール用の CD イメージ (netinst, businesscard)をダウンロードしてインストールしましょう。
netinstとbusinesscardの違いは、ベースシステム(ごく最小のDebianのシステム)が入っているかどうかの違いです。

低速なインターネット接続環境、もしくは、なんらかの事情でオフラインでインストールしたいなら、 必要な環境が一通り揃う DVD イメージの一枚目を使います。

CD イメージは一枚目だけで基本的なデスクトップ環境は揃いますが、容量の都合で日本語環境がカットされています。 日本語環境もインストールするにはネットワークが必要になり、 ローカルでインストールするメリットがあまりないので使う事はないでしょう。

lenny をインストールするには

まず インストールマニュアル を読んでください。

更に

も役に立つでしょう。

また、インストールする予定のマシンが ハードウェア互換性リスト にあるかチェックしてみるのもいいと思います。

etch 以前のリリースから lenny へアップグレードする方法

リリースノート にアップグレードの方法・注意事項が書かれています。

CD/DVD からのインストール

入手した ISO イメージを焼き、 CD/DVD から起動すればインストールできます。

少し古い情報が混じっているかもしれませんが、以下も参考になります。

CD イメージを CD に焼く方法がわかりません

2ch Linux Beginners を参照してください。

CD/DVD から boot せずにインストールする方法

インストールマニュアル に方法が書かれています。

FD からインストールできないの?

残念ながら、 lenny では Linux kernel のサイズの増大により、 インストーライメージが FD に収まらなくなりました。

参考
http://www.debian.org/releases/lenny/debian-installer/#errata

どうしても FD からインストールしたい場合には、 etch をインストールしてからアップグレードするか、 次のリリースで FD インストールが復活するのを期待するしかないでしょう。

Windows からのインストール

lenny では Windows からのインストール がサポートされました。

インストール CD/DVD のプレインストールプログラム (setup.exe) を実行することで、インストールができます。

USB メモリを使ったインストール

インストール用USBメモリを作成するにはインストールマニュアルに掲載されている方法、以下に述べる方法、UNetbootinを用いて作成する3つの方法があります。

Windowsもしくは、Debian Squeeze/Sid、その他UNetbootinがサポートしている環境ならば、UNetbootinを用いるのが手軽であると思います。

それらの環境ではない、もしくは事情などでUNetbootinをインストールすることができない環境であるなら、以下の方法を用いるとよいでしょう。

参考 (Intel x86 版)
USB メモリからの起動
USB メモリでの起動用ファイルの準備

インストールマニュアル内の 簡単な方法 が楽ですが、 USB メモリを 256MB 固定サイズ (スーパーフロッピー形式 ?) にしてしまう点が難点です。

このため、 柔軟な方法 をベースに 簡単な方法 と同等の USB メモリ *1 を作成する方法を示します。

  1. syslinux によるブートローダの配置 (柔軟な方法 参照)
    syslinux v3.71 以上を使用することを推奨。
  2. USB メモリイメージのダウンロード
    Intel x86 版ならば http://ftp.debian.org/debian/dists/lenny/main/installer-i386/current/images/hd-media/boot.img.gz
  3. USB メモリイメージを mount して中身が見えるようにする
    $ gunzip boot.img.gz
    $ mkdir /tmp/usbimg
    $ su
    # mount -o loop boot.img /tmp/usbimg
  4. mount した USB メモリイメージ内のファイル (/tmp/usbimg 配下) のうち ldlinux.sys 以外を全て USB メモリへコピー
  5. いずれかの ISO イメージ を USB メモリへコピー

こうして作られた USB メモリには Windows 用セットアップファイル (setup.exe) も含まれていますので、 USB boot できない PC でも Windows からのインストールが可能なはずです。

環境 (USB メモリの種類や PC) によっては USB boot 時に warning が出てグラフィカルインストールが動かないケースがあります。 この場合、 USB メモリ内の設定ファイル (gtk.cfg 等) の append ラインに edd=off を加えると良くなるかもしれません。

NTLDR (NT Loader) を使ったインストール *2

USB メモリを使用する代わりにハードディスクのパーティションを使用します。
総ての準備を Windows NT/2000/XP/Server 2003 上で行い、ハードディスクからインストーラが起動します。

手順:

  1. SYSLINUX (win32/syslinux.exe を使用), BootPart, DAEMON Tools をインストール。
  2. ディスクの管理などで DAEMON Tools が作成した CD ドライブのレターを Z 等に変更。
  3. ディスクの管理などでインストーラ用のパーティションを 20MB 程作り FAT16 ファイルシステムでフォーマット。
  4. syslinux でインストーラ用パーティションを設定。
  5. bootpart でインストーラ用パーティションの boot.ini を設定。
  6. netboot/mini.iso をダウンロードし、DAEMON Tools を用いて中のファイルをインストーラ用ドライブにコピー。
  7. isolinux.cfg を syslinux.cfg に変更。
  8. Windows を再起動して OS 選択画面でインストーラを選択。

注意: Windows 9x 系並びに Windows Vista は NTLDR とは異なるブートシステムを採用しているため、この方法ではインストールできません。

インストーラの使い方

ブートメニュー

lenny では、 Intel x86 版や AMD64 版のインストーラの起動画面が一新されています。

これにより、殆どのケースではメニューから選択するだけでインストールが進みます。

グラフィカルインストーラを使用する場合は、メニューから Graphical install を選択するだけで起動できます。

参考
Intel x86 版
AMD64 版

デスクトップ環境として GNOME 以外の KDE 等をインストールしたい場合や、 熟練者向け (expert) モードを使いたい場合には、 Advanced options を選択してサブメニューから選択することで指定可能です。

ブートパラメータについて

インストーラに各種パラメータを指定することで、インストールの方法を変更することができます。

Intel x86 版や AMD64 版ではブートメニューから Help を選択すると、 それ以外のアーキではインストーラからブートした後

Press F1 for help, or ENTER to boot:

という文字列 (ブートプロンプト) が表示されている状態で F1 キーを押すとヘルプが表示されます。 以下 F2, F3, ... キーを押すと各項目が参照できます。

Intel x86 版や AMD64 版ではブートメニューで Tab キー入力することで、ブートパラメータを追加指定できます。

詳細は インストールマニュアル のブートパラメータの項目を参照してください。

最初から KDE / Xfce4 / LXDE デスクトップ環境をインストールしたい

ブートメニューから Advanced Options >> Alternative Desktop Environments と進みます。
すると KDE / LXDE / Xfce とGNOME以外のデスクトップ環境が表示されているので選択します。

あとは InstallGraphical Install を選択してインストールします。

トラブルシューティング

まずは、 インストールマニュアル の「インストールプロセスのトラブルシューティング」の項を参照してください。

オフィシャルのインストーラではハードウェアを認識してくれない

Backported Debian Installer を参照。

レスキューモード

詳細は インストールマニュアル の「起動しなくなってしまったシステムの回復」を参照してください。

起動方法はブートプロンプト上で、

Press F1 for help, or ENTER to boot: rescue

と入力して起動してみてください。 Intel x86 版や AMD64 版ではブートメニューの Advanced options で選択できます。

"レスキューモードに移行" という所まで来たら、対象となるルートファイルシステム (ルートパーティション) を選択してください。 例えば、該当パーティションが /dev/hda1 ならば /dev/ide/host0/bus0/target0/lun0/part1 を選択してください。 レスキュー操作としてシェルの実行、GRUB の再インストールができます。

インストール時に画面が変でうまくインストールできない

一部の液晶ディスプレイなどをつかっていると、うまく画面が表示できないときがあります。 そんなときはブートプロンプトが表示されている時に、

Press F1 for help, or ENTER to boot: fb=false

もしくは

Press F1 for help, or ENTER to boot: video=vga16:off

と入力してインストーラを起動しましょう。 インストーラの画面が小さい場合には

Press F1 for help, or ENTER to boot: vga=0x305

と入力してインストーラを起動しましょう。

以下は vga= で指定できる値の例です。

解像度
0x301640x480
0x303800x600
0x3051024x768
0x3071280x1024
0x31c1600x1200

また、途中の X の設定時に ビデオチップの選択を間違ったため、一連のインストールが済んで再起動後に X が正常に立ち上がらないことがあります。この場合には、次のコマンドで X の再設定 (Debconf による) を行います。

# dpkg-reconfigure xserver-xorg

USB の検出で問題が出る

USB 機器の検出で止まってしまうなどの問題が出る事があります。 そんなときはブートプロンプトが表示されている時に、

Press F1 for help, or ENTER to boot: nousb

と入力してインストーラを起動しましょう。

PCMCIA の検出で問題が出る

PCMCIA の検出で止まってしまうなどの問題が出る事があります。 そんなときはブートプロンプトが表示されている時に、

Press F1 for help, or ENTER to boot: hw-detect/start_pcmcia=false

と入力してインストーラを起動しましょう。

インストール後に GRUB が Error 18 を出して起動してくれない *3

大容量 (250GB 超) ハードディスクを使ってると発生することがあるそうです。 ハードディスクの先頭の方に /boot 領域をつくることで回避できます。

まず最初にやるべき My apt-line の設定

適切な apt-line を設定する事が apt/dpkg を快適に使うための第一歩。

sources.list に書く apt-line の書式

Lennyインストール時の標準状態で問題ありません。 ftp.jp.debian.orgに接続するとCDNによって自動的に近いサイトに接続されます。

参考

lenny 用 /etc/apt/sources.list

Lenny は アーカイブ に移行しました。 セキュリティサポート等はもう提供されません。

deb http://archive.debian.org/debian lenny contrib main non-free
deb http://archive.debian.org/debian-volatile lenny/volatile main contrib             # volatile を使う場合。
deb http://archive.debian.org/debian-backports lenny-backports main contrib non-free   # backports を使う場合。

volatile や backports については以下を参照。



*1 Intel x86 や AMD64 ではブートメニューが有効になり、 Windows インストーラ用ファイルも含まれる
*2 この情報 (NTLDR) はまだ有意義でしょうか? Vista では使えないし…
*3 この情報は lenny でも同じですかね?

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2013-04-27 (土) 19:31:28 (1637d)